昨日、今日とやけに暖かい札幌です。
天気予報では、今日の最高気温は8℃だとか。
4月上旬並みだそうです。
さて、前回のつづきです。
そしてやっと故宮博物院へ。
士林からタクシーで向かいました。
中は撮影禁止のため、写真はほとんどありません。
タクシーが横付けしてくれたのは団体客用の入り口で、本来の入場口より一階分下でした。
当初、どこが入場口か分からず、少しウロウロしました。
そのうちにチケット購入もでき、中へ、とおもいきや、バッグを持っては入れないとのことで、
ロッカーにバッグ類を預けて、改めて中に入りました。
蒋介石率いる国民党が台湾に来るときに持ってきた紫禁城のめぼしい宝物が展示されているのが故宮ですから、
持ち運びしやすくて高価なものばかりな訳です。
そう、丁度バッグで持ち運べるくらいに・・・。
と、言うことなんでしょうね。
故宮博物院は元旦に無料開放されるそうで、この日は前日の大晦日。
そのせいか、思ったほどは混んでいませんでした。
また、新しく台南の方に分院ができたとかで、目玉の「翠玉白菜」はその分院にお出かけ中でした。
道理でそれなりの混み具合の訳ですね。
もう一つの目玉の「肉形石」はありました。
ネットからの拾い物ですが、御覧ください。
翠玉白菜です。
肉形石です。
激混みではない、といってもそこそこの人出はありましたし、見るものも多数で、
思い思いにウロウロしているうちに、気をつけていたつもりでも家族がふた手にはぐれてしまいました。
こんな時のために国際ローミングができるように設定して持参したいつもの携帯電話は何と博物院の中では圏外に!
でも、そんなに時間がかからずに合流出来てホッとしました。
見終わって出てきてからの記念撮影です。
展示室の三分の一も見なかった気はしますが、十分お腹いっぱいになりました。
この日の目的は果たしたので、さあ、これからどうしようか?と家族会議を。
結果、妻がガイドブックから見つけ出したオタクビルに行ってみることになりました。
もちろん、妻の提案に息子たちが食いついたからですね。
ホテル発、オタクショップからの、故宮博物院経由、オタクビル行きとは。
これまたある意味贅沢な旅です。
故宮からの帰りは歩いて麓まで下って、本来?正門をでたところでタクシーに乗りました。
この写真の上の方の建物がさっきの記念撮影で写っていた建物です。
結構下っているのがわかるでしょうか?
この帰りのタクシーが台北旅行で乗った中で一番ひどくて、乗ってて怖いくらいにスピードは出すわ、
MRT士林へと言ったのに隣のMRT芝山へ連れて行かれるわでした。
そのせいかどうか、10NTD(約40円)行きより余分にかかりました(笑)。
そんな中撮影した、台湾のファミリーマート。
「全家」って言うんですね。
芝山からMRTで西門へ移動してオタクビルへ向かいます。
西門は若者の街だそうで、どことなく東京の例の街を感じさせますね。
派手なビルですね。でも、ここは目的地ではありません。
メイド喫茶の看板を発見。
「江戸侍拉麺」ですって。
目的地のオタクビルは、正式名称を「萬年商業大樓」と言います。
4階がオタク感満載でした。
違和感なく店に吸い込まれていく双子たち。
そして兄貴達がいれば物怖じしない娘。
ぐるっと物色していきます。
ま、途中で飽きて妻と娘は地下の食堂街に降りて行きましたが。
ズラッと並ぶ玩具達・・・、ん?
人型ボール、だと?!
こんなのもありました。
堪能できたようで、何よりです。
このオタクビルは4階から下の階に下がるほど、店の雰囲気も外界に近づいてて面白かったです。
と言っても、こういうTシャツとか売ってるんですけどね。
うーん、すごいセンスだ。
このバッグは、思い切って買っても良かったかもと後から本気で後悔しました。
インパクト大ですもんね。ま、出オチってやつですが。
そして、妻たちの待つ食堂街へ。
ん?ヒゲちゃんとな?
こちらでは「小鬍子」と書くようです。
何やら親近感の湧くイラストですね。ま、スルーでしたが。
結局、「きたあかり」や妻と合流の後は、ホテル付近のMRT駅まで戻り、
夕食は誠品書店のフードコートで摂ることにしました。
私がいただいたのは、水餃子と、
青菜でした。
各々が各々の好きなものを食しました。
ホテルに戻ってから近くの新光三越のデパ地下に行ってドリンク類を買い込みました。
外では、どんちゃん騒ぎが始まっていました。
ようかい体操第一なども聞こえてきて変な感じです。
カウントダウンまで夜通しお祭りなんでしょうね。
そんな中、私たちはホテルの部屋で衛星中継の紅白歌合戦を鑑賞。
いつも「ガキ使」の笑ってはいけないシリーズで年を越していたため、久しぶりのリアルタイム紅白でした。
懐メロ的要素で妻と盛り上がりました。小林幸子さんのラスボス四変化もすごかったねすよね。
2015年は紅組の優勝でした。
いやー堪能しました。
その後はそのままNHKのゆく年くる年をみて、日本時間での年越しをしました。
みんなで年始の挨拶を交わしてから、外へ出かけます。
今度は台湾時間での年越しです。
台北101のカウントダウン花火を見ようと外は人でいっぱいです。
101がよく見える場所まで進もうとしましたが、途中から人出が半端無なってきて、近づくことは断念しました。
ホテルから近い場所で比較的101がよく見える場所で座って待つことに。
ま、こんな感じで。
20分ほど待ちますと、
101の電気が消え、カウントダウンの数字が点灯しだしました。
周囲もそれに合わせてカウントダウンを開始します。
そして「0」と同時に「Happy New Year!!」
そして始まる花火。101が花火に包まれました。
もう、きっと後何度もないであろう家族だけでみんな揃っての旅行。
この年越しを家族みんなで体験できたことに感謝の気持ちでいっぱいになりました。
つづく
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